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今、ブラックバスという魚について色々なことがいわれている。でも、本当に問題があるのは魚ではないと思う。
朝早くからエンジンを空ぶかしする。住民の人たちが、いつも散歩している道いっぱいに車を止める。その場所がたとえ駐車禁止の場所じゃなかったとしても、いつも散歩している人にとっては、あまり気分の良いものではない。エンジンの音にしても、寝ている人にとっては迷惑なのは当たり前。そんな人たちがする釣りをいいと思うかっていうこと。 ゴミだってそうだ。お弁当やラインのかたまりなど、あきらかにアングラーが捨てたと判るゴミが散乱している。そんなことがあると、悪いのはすべてブラックバスという魚っていうことになる。それが今の現実だ。 もちろん、マナーをきちんと守って、しかも、自分が捨てたゴミでなくても、目に付いたゴミがあれば拾っているアングラーも大勢いる。でも、残念ながらそうじゃない人もいた。過去の話かもしれないけれども、ゴミを捨てた人がいたという事実は認めなくてはダメだ。 今までやってきたセミナーではもちろんのこと、テレビや雑誌などでも「ゴミは拾ってね」と言い続けてきた。そんなことを言われなくても拾っている人もたくさんいたし、拾ってくれている人たちは黙って拾ってくれていた。実際にはバスアングラーが捨てたゴミより他のゴミの方がずっと多いということも、よく知っている。でも、現実はそうは見えない。そこにあるのは、すべてバスアングラーのゴミ。そして、悪いのはすべてバスってことになる。 |
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この現状に対して、今、アングラーたちは行動するときだと思う。ひとりひとりが自分で考えて、とにかく行動する。考えているだけではなくて、この行動するっていうのが大切なんだ。
そんなアングラーが1人でも増えるように、そして行動を始めたアングラーを応援するために「シマノクリーンナッププロジェクト」という組織を立ち上げた。知っている人もいるかもしれないが、この「シマノクリーンナッププロジェクト」っていうのは、ゴミなどの問題により危機に瀕したフィールドから発せられる「SOS」の声に応え、それを救うために全国から集まったアングラーによる、釣り環境の保護活動に立ち上がるグループのことだ。 具体的には、全国に大勢いる、ゴミを捨てないのはもちろんのこと、積極的にゴミ拾いをしてくれるアングラーをチームとして集めて、一丸となってフィールドを守っていく。チームというのは、最低2人1組で成立する。もちろん、2人以上なら3人でも50人でも、それ以上でも構わない。そのチームが集まってゴミ拾いをする。チームが集まって行動を起こしていけば、1つの大きな力となるはずだ。そのチーム同士をつなげていって組織し、そして行動するアングラーたちの手伝いをするというのが「シマノクリーンナッププロジェクト」の目的だ。 |
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「シマノクリーンナッププロジェクト」はすでに、去年、9/8に池原、そして10/20には八郎潟で、その行動を開始している。将来的にはシマノのホームページ上に掲示板を設けて、そこにゴミ拾いのスケジュールを載せることができるかもしれない。例えば、地方別に分かれていて、○○県をクリックすれば「○月×日○○チームが△△という場所で○時からゴミ拾いをしようと思います。参加できるチーム、よろしくお願いします。」といった内容が表示される。それを見た各チームが自主的に参加する。つまり、誰かが指示するのではなく、ゴミ拾いをしたいアングラーが自主的に、自分たちだけでやっていけるようなシステムを作りたいと考えている。もちろん、オレ自身もできるだけ参加するつもりだ。
1人でゴミを拾おうと思ったら何日もかかる。それに拾い終わる前にまたゴミを捨てられてしまう。これじゃイタチゴッコだ。でも、チームが集まって50人ぐらいで一斉にやれば、普通の野池なら1〜2時間程度で終わるはずだ。一度きれいになったフィールドには意外とゴミは捨てられない。逆にひとつでもゴミがあると、それがまたゴミを呼ぶ。それに大勢の人数でやれば目立つ。いやらしい話かもしれないけれども、これからはアピールすることも必要だ。バスアングラーはゴミを拾ってますって、みんなに解ってもらう。そんなことがチームが集まって、行動すればできるはずだ。 とりあえず「シマノクリーンナッププロジェクト」としては今年中に1000チームが目標。チームが多ければ多いほど、人数が多ければ多いほど可能性は広がる。だから最終的には5000チームで1万人以上の組織にしたいと考えている。毎日、どこかでチームが集まってフィールドをきれいにしている。そんな風になれば最高だ。だから、1人でも多くのアングラーがチームを結成して参加してくれることを願っている。 たかがゴミ拾いと思う人もいるかもしれない。でも、ゴミを拾い続けていたら、釣り禁止だった野池が再び開かれたという報告もすでに入ってきている。こんなことが現実にあるんだということも知って欲しい。行動を起こせば自分たちで状況を変えていくことができる。もちろん、1年や2年で解ってもらえるとは決して思わない。でも、長い年月をかければ必ず理解してもらえるはずだ。だから、その時が来るように今すぐに行動を起こそう。 |
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